“英語は「フィリピン」で学べ!”(中谷よしふみ氏著)を読みました

“英語は「フィリピン」で学べ!”(中谷よしふみ氏著)を読みました。

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フィリピン留学関連の書籍は玉石混交ですが、こちらの書籍はフィリピン留学を検討している方にとって有意義な情報も多いと思います。
詳細なレビューはアマゾン等をご参照いただくとして、以下、印象に残った部分をいくつか取り上げます。


著者は、「英語力」と「コミュニケーション能力」は異なるものだとし、外国人と話すためにはどちらの能力も必要と指摘しています。「英語力」は生徒間交流ではほとんど伸びないと断言しています。

“留学に行って、多国籍の人がいる環境に身を置いたからといって、自然と「英語力」が上がるわけではありません。「英語力」を伸ばすためには、現在の自分のレベルをきちんと理解し、地道に勉強をするしかありません。”

“英語の勉強は、1ヵ月や2ヶ月で達成できるようなものではなく、とても地道な長い道のりです。留学はその長い道のりのひとつのプロセスに過ぎません。”


英語業界に身を置くものなら誰でも知っていることですが、耳触りの良い「留学すれば英語がペラペラ」、「聞き流すだけで~」といったフレーズがいまだに飛び交う業界において、著者は事実を誠実に伝えています。



また、初級を3段階に分け、同じ「初級」でも知識量や留学で英語力が飛躍的に伸びる可能性に大きな差があることを指摘しています。

“初級1 中学英語の知識がなくて喋れない人(超初級)
初級2 中学英語の知識があるけれど全く喋れない人
初級3 中学英語の知識があるけれど少ししか喋れない人(TOEIC600点、英検2級相当)
~中略~

この「初級1」、「初級2」、「初級3」の人はみんな自分のことを初級と呼ぶのですが、持っている知識量には大きな差があります。”


著者は、大学受験経験や部活動に一生懸命取り組んだ経験の有無によって、英語力が飛躍的に伸びる可能性に大きな差異があるとしています。耳触りの良い言葉が並ぶ業界において、「継続的に努力をしないと英語はできるようにならない。人生で長期的な努力をしたことがない人は、努力をする訓練から始めなければいけない」といった一般的に言いにくい事を、読者を不快にさせずにスマートに伝えています。


ところで、著者の中谷さんは先月当校にいらっしゃいました。中谷さんは以前にも何度かクラークにいらしたことがあるのですが、今回は数日間に渡って当校のマンツーマン授業を受講いただきました。彼はフィリピン50校以上でマンツーマンクラスを無料で受講した経験をお持ちだと思いますが、当校ではレッスン代金をお支払いいただいた上で、当校の授業を受講されました。


中谷さんからは、「他校の講師とは知識レベル、引き出しの多さがまるで違うので、授業を受けるのが断然楽しい。フィリピン人講師からは学べない、いろいろな生きた表現を学ぶことができる。クラークフィリピン留学院は使い方次第で、とても価値のある学校だ」とのお言葉をいただいております。

「使い方次第」の意味するところは、「初級1」レベルの方が英語力を伸ばしたい場合は、当校よりもより「初級1」レベルの方に適した学校が他にもあるのではないか、ということのようです。ただ、著作にも”留学でいろいろな刺激を受けるのは価値のあること”とあります。「初級1」の方であっても当校のネイティブ講師にもまれて英語学習のモチベーションを上げたり、宿舎校舎一体型の他校では味わいにくい、いろいろな異文化経験をより多く安全にすることができますので、当校も選択肢の一つとして間違ってはいないとのことです。


中谷さんが指摘するように、当校は他校に比べますと「初級3」~中上級者が多い学校です。しかしながら、「初級1」や「初級2」レベルの方でも真剣に努力する気持ちがある方は、当校スタッフが精一杯サポートいたしますのでご安心下さい。「初級1」や「初級2」レベルで真剣に努力する自信がない方は、中谷さんに相談の上、別の学校をお選びいただくことをお勧めいたします。(休暇や異文化体験を主目的とされる場合ははこの限りではありませんので、お気軽に当校までご相談下さい)


最後に、フィリピン留学業界において顔が利く著名なお立場の中谷さんが、身銭を切ってまで当校のレッスンを受講していただいたことに、深い敬意を表します。これは、エージェントではあるけれども、本気で勉強したい人を真剣にサポートしたいという信念を持って活動されている中谷さんだからできることかと思います。当校としても、中谷さんのような目の肥えた方に、対価に見合った価値のあるレッスンを提供できたことを誇りに思います。

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