街でよく見る紫の正体

こんにちは!

フィリピンでパン屋さんに行くと、よく紫色のパンを見かけます。

これはUBE(ウベ)を使ったパンなのですが、皆さんはその正体をご存知ですか?

今回はフィリピンでとても愛されているウベについてご紹介します!

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UBE(ウベ)とは日本語ではダイジョ(大薯)と言い、ヤマノイモ科ヤマノイモ属であるヤムイモの一種で、熱帯地方で主に生産される芋です。
ダイジョには白色のものもあるのですが、紫色のものはベニヤマイモ(紅山芋)、ベニイモ(紅芋)とも呼ばれるそうです。英語ではPurple Yam(パープルヤム)など。

ウベの特徴として、中身は鮮やかな紫色で、粘り気がかなり強く、甘みはあまりありません。
同属である長芋や自然薯のような感じですね。見た目もごつごつとした感じ。

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ここで「ベニイモ(紅芋)」と聞くと思い出すのが「ムラサキイモ(紫芋)」ですが、この二つ、厳密には全くの別物なんだそうです。

ムラサキイモとはヒルガオ科サツマイモ属のサツマイモの一種で、その中で紫色のものをムラサキイモと呼ぶとのこと。ウベ(ダイジョ)とは近縁ではないそうです。
サツマイモといえば皆さんご存知の通り、甘みが強く、粘り気もないですよね。
見た目の違いもさることながら、特徴からも分かるようにウベとムラサキイモは別物なんですね~
  • ベニイモ(紅芋)→紫色のダイジョ。ヤマノイモ属ヤムイモの一種。
  • ムラサキイモ(紫芋)→紫色のサツマイモ。サツマイモ属。
ただし!非常にややこしいことに、沖縄ではどちらも「ベニイモ」と呼ばれたりするんだとか。
地域によって紅芋を紫芋と呼んだり、その逆だったり、調べれば調べるほど混乱・・・
まあ、いずれにしても紅芋タルトは美味しい。笑


ウベ味はフィリピンではとてもポピュラーで、パンだけでなく、ジャムやケーキ、スナック菓子やアイスクリームなどにもよく使われています。紫色のフレーバーがあれば、グレープではなく大抵はウベ味です。
ムラサキイモと味は似ているのですが、比較的甘さが控えめでまろやかで食べやすいと思います。

フィリピンの定番スイーツ、「halo-halo(ハロハロ)」に使われるアイスクリームもウベ味が多いです。
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余談ですが、ハロハロといえば中華料理のファーストフードチェーン、「Chowking(チョウキン)」です。
フィリピン人の女の子も、ここのハロハロが一番美味しいと言っていました。
甘いもの好きな方にはおすすめです。
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フィリピンに来ると一度は見かけるであろう紫色の食べ物。
とても美味しいのでぜひ食べてみてください!

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